「フルリモートで仕事ができる時代だからこそ、人と人とのリアルなつながりを大切に」
Sansan株式会社では、リモートワークを併用しつつ、あえてオフィスで働くことを基点とする「オフィス・セントリック」を掲げています。2021年に掲げられたこの方針は、Sansanが大切にしてきた、コミュニケーションで形づくられたカルチャーを守るためでもあり、コロナ禍でも事業を止めないための判断でした。
年に2回開催している全社会議では、Sansanが大切にしているそんなカルチャーが色濃く現れる場です。
2025年6月。私たちの働く基点となっている本社や各拠点にメンバーが集まり開催されたその様子を、熱気あふれる写真とともに振り返ります。一日一秒、最大限できることの積み重ねが世界を変えることにつながる──そんな思いから「一歩」をテーマとした今回。代表の寺田からの言葉、同僚との対話、社内MVPの表彰、懇親会など、一瞬を切り取ったさまざまな写真を通して、Sansanのカルチャーをお伝えします。
「AIファースト」を掲げる2025年。
6月からは19期の幕開け
14時、オープニングムービーの上映とともに全社会議がスタート。全社員で各オフィスに集まり、Sansanの半期を振り返る機会に、わくわくした空気が漂います。まずは、代表の寺田のあいさつから始まりました。各拠点には、オンラインで配信が行われます。
続いて登壇したのはCFOの橋本。18期を振り返り、財務の観点から、Sansanの現在地と目指す方向性が語られました。
その後、「一歩ストーリー」と題したプレゼンテーションが行われました。Sansanの2025年の年間テーマである「AIファースト」については、その取り組みをけん引している人事本部から。そしてビジネスデータベース「Sansan」、経理DXサービス「Bill One」、AI契約データベース「Contract One」については、それぞれのプロダクト責任者が、新たな価値創出に向き合った日々を語りました。
互いに語り合う、
全社一斉インタビューワーク
15時過ぎからは、リアルな対話が生む価値をまさに体現するセッションがスタート。全社員が3~4人のグループに分かれ、「18期に踏み出した一歩」と「19期に踏み出したい一歩」をインタビュー形式で語り合うセッションが行われました。
机を挟まず、近い距離で顔を合わせ、カジュアルに。自分の歩みを言葉にし伝え合うことで、同じ場所で働く仲間への理解が深まります。
社員数が約2000名に迫る中、全社員が一斉に同じ議題について会話するという、初の試みとなったこのセッション。仲間の挑戦や変化に耳を傾けることで、業務では得られない視点や勇気をもらえるとともに、普段働く場での会話を通し、一体感を感じられる時間になりました。
この後の休憩時間には、AIを活用した「AIインタラクションコンテンツ」が行われました。メンバーが自由にチャット欄に打った文字を、生成AIがリアルタイムで映像に変えてくれる仕組みを活用。BGMもAIによってリアルタイムに生成されました。
想いと成果が交差する、
「Sansan Values Star」授賞式
16時30分からスタートしたのは、「Sansan Values Star(SVS)」の授賞式。SVSでは、バリューズの体現と圧倒的成果の創出によって、周囲に大きな影響を与えている人を半期に一度選出し、全社会議で表彰を行います。
今回は初の「全社員推薦」を導入。個人賞、プロジェクト賞、新卒新人賞の3カテゴリーに、多くの推薦が集まりました。
まず新人賞の発表からスタート。2名の最優秀受賞者が発表され、続いてプロジェクト賞、個人賞が続きました。
トロフィー授与の場では、上司や仲間からの熱いスピーチと共に受賞者のストーリーが語られ、涙する社員の姿もありました。
一人の頑張りが、仲間の心を動かし、組織を前に進めていく。そんな姿勢が感じられる、感動の授賞式となりました。
その後、寺田からのメッセージで式は締めくくられました。
人と向き合い、意図を伝え相手を動かしていく。それはこれからもきっと人が担う役割として残されている──ミッション「出会いからイノベーションを生み出す」と重なるメッセージに、多くの社員が真剣に耳を傾けました。
乾杯が生む横のつながり。
一斉ヨリアイ・懇親会
17時30分からは、各拠点で「一斉ヨリアイ(※)」や懇親会が開催されました。東京の本社ではケータリングが準備され、食事やドリンクを片手に会話に花を咲かせる姿が見られました。
※ヨリアイ:オフィスでのドリンクの提供や飲食費の補助を通じて社員同士の交流を促進し、そこから新しいアイデアやコラボレーションが生まれることを目的とした制度。
部署や拠点を超えた語らいの場。オフィスで一斉に交流する場が生まれることで、仕事では見られないお互いの一面が垣間見え、信頼と安心感が深まるひとときでした。
Sansanの全社会議は、ただの報告会ではなく、人と人がオフラインで向き合い、未来へ進むための大切な場。
19期も、出会いの可能性を信じて、対話し、挑戦し、新たな成果を積み重ねていきます。