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Sansan PLUS+X イベントレポート(後編)

前編では、本イベントのキーノートセッションを中心にレポートしました。今回は会場内に用意されたブースやノベルティ、シークレットライブなど、来場者のみなさまにお届けした「体験」についてお伝えします。

- OSIRO -
OSIROの描く世界を体験

「日本を芸術文化大国にする」というミッションのもと、作家・アーティストがずっと活動を続けられるために開発されたプラットフォーム「OSIRO」。

アーティストとファンが直接つながり、コミュニティによってアーティストも支えられる。そんな本質的でシンプルな世界をつくるプラットフォームです。

こちらのブースでは、そんな「OSIRO」の仕組みを実際に手を動かし、直感的に体験できます。

また、この「OSIRO」を活用している新進気鋭のアーティスト「meiyo」さんによる特別なライブセッションが行われました。

meiyoさんの素敵な生演奏に会話を止めて耳を傾ける人も。
関連リンク
OSIRO meiyo

- サントリーコミュニケーションズ株式会社 -
千三つの市場で生まれた
「オモロイ製品」とは?

サントリーコミュニケーションズ株式会社さまのブースには「クラフトボスTEA ノンシュガー」が積まれたタワーを用意していただきました。
児島さんのキーノートセッションでも紹介された、千三つの市場で、どうやって「クラフトボスシリーズ」が大ヒットしたのか。そのウラガワや思いを直接作り手から聞くことで、普段とは違った「飲む」という体験を楽しめました。
2月22日(猫の日)に作られ、SNS上で話題を呼んだ猫耳付きのキャップ。ブース周辺で、黄色い歓声が上がっていました。

- 川嶋印刷株式会社 -
ノベルティのイスから入り口の壁まで

来場者のみなさまが使ったイスは、今回、このイベントの企画段階から関わっていただいた川嶋印刷株式会社さまと共同で製作したものです。
川嶋印刷株式会社さまからの提案で、硬質エコボードという素材でできた椅子を知りました。これは、100%紙素材のみでできていて、頑丈で軽く、高い印刷適性を持っています。
その特性を活かし、イベントのキービジュアルに連動させ、ブラッシュアップして形になりました。試行錯誤を繰り返した中で、たくさんのトライをしてくださった川嶋印刷さまに心から感謝です。 この椅子は参加者自ら解体して持ち帰ることができます。イベントの思い出として、川嶋印刷さまにご提供頂きました。ちなみに入り口付近の大きな壁も椅子と同じ素材で作られています。 この素材は再利用が前提のサスティナブルな素材ということで、注目されています。イベント終了後に破棄されるのではなく、他のものに生まれ変わるところも素敵です。
関連リンク
川嶋印刷株式会社

- GOOD TOWN DOUGHNUT -
出会いのシーンにドーナツを

軽食として登場したのは、この日のためにGOOD TOWN DOUGHNUTとコラボレーションして生まれたカラフルな6種類のドーナツ。 体験のウラガワをドーナツで表現しています。手にしたドーナツの違いから、コミュニケーションが生まれれば。オープンコミュニティを盛り上げるコンテンツとしてプラスしました。
ちなみに、味は食べてみてからのお楽しみ。味は見た目から想像できるものもあれば、食べるまでまったくイメージできないものもありました。

- LIGHT UP COFFEE -
コーヒーで新しい体験を提案

元々UXデザイナーの川野さんがオーナーの自家焙煎コーヒーショップLIGHT UP COFFEEは「働く体験に関与するコーヒー」を提案。
「午前から気持ちがわくわくするような一杯」「午後の眠たい時にアイデアが沸き立って目が覚める」など、口の中で広がるコーヒーの新体験が味わえます。
そんなコンセプチャルなコーヒーとドーナツを楽しみながら、会場内のあちこちで交流が生まれていました。

写真で振り返る「Sansan PLUS+X」

ここまで体験ブースを中心にご紹介しましたが、これらはほんの一部のコンテンツです。ここからは写真でイベント全体の雰囲気をお伝えします。


ナージャさんと清水さんのトークセッションでは、当日の講演をグラレコと共に振り返ります。「表参道さくら祭り」でも大好評のソファー「Yogibo」に腰を下ろし、耳を傾けていました。
当日お配りしたケータリングでは、ちょっとしたストーリーが練りこまれています。
クラフトスペースでは、入り口でお渡ししたバッグを自分好みにカスタマイズすることができます。
当日、表参道ヒルズは「表参道さくら祭り」期間中。会場を出ると大階段に休憩スペースを設けました。

PLUS+のメンバーだけでなく、たくさんの企業さまとのコラボレーションによって生まれた「Sansan PLUS+X」は、こうして幕を閉じました。
体験をデザインすることは、一般的な「デザイン」のイメージとして捉えられている意匠や表現だけの世界ではなく、デザインとビジネスをつなぐためのマインドが肝心。これは私たちが日々のクリエイティブで大切にしていることです。今回開催したクリエイティブカンファレンス「体験のウラガワ」で、そんな思いや意図を、参加いただいたみなさまにお伝えできていたらとても嬉しいです。
今後もゲストと参加者が一緒になって考えて、体験し、さまざまなアイデアがプラスされる場を企画していきたいと思います。
Sansan PLUS+の活動はFacebookページで見ることができます。ぜひチェックしてください!Sansanは、クリエイティブ職のメンバーを募集しています。ご興味がある方はぜひ採用情報をご覧ください。

今回、サントリーコミュニケーションズ株式会社さまよりドリンクスポンサーとして、来場者に配布するための飲み物を、川嶋印刷株式会社さまからは、ノベルティにもなる、キーノートセッション中に使うイスや会場装飾の一部をご提供いただきました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました!(Sansan PLUS+ 一同)

text: ブランドコミュニケーション部 高橋淳 photo: 山平敦史